auのLTE 上り実効速度 iPhone7で多少改善(中央値6Mbps→12Mbps)

iPhoneの発売とともにネットメディアがLTEの速度測定記事を掲載していたのも今は昔、今はLTEの速度というより料金(特にMVNOの格安料金)に消費者の注目が集まる時代になっています。各社ともに多くの地域で十分な速度で通信サービスを提供できるようになった結果なのですが、auには「上り通信速度」という一つの課題がありました。

iPhone6sではダントツの最下位

auの通信速度は利用周波数の制限キャリアアグリゲーションの組み合わせなどの影響で「上り」が極端に遅くなる状態が続いていました。2015年に発表されたauの実効速度はiPhone6sの下り速度は中央値が73Mbpsという好記録であったにも関わらず、上り速度は同6Mbpsにとどまっていました。

au

他社に比べて格段に遅い結果は大きな話題になりましたが、auも改善に取り組んでいます。auではiPhone7からWiMAX2+の上りでキャリアアグリゲーションを使えるようにし、理論上の通信速度上限を引き上げました。結果として2017年1月、2月に実施した実効速度測定ではiPhone7で上りの中央値が12Mbpsにまで改善しています。これは大きな変化と言っていいでしょう。

通信速度ではドコモが圧勝

他社も同様の(測定場所の選択、測定方法を統一した)調査をしており、その結果は興味深い内容になっています。同じiPhone7で比べれば下りの通信速度(中央値)はドコモが圧勝です。それぞれドコモが111Mps、auが78Mbps、ソフトバンクが74Mbpsとなっています。また上りはドコモが23Mbpsauが12Mbpsソフトバンクが24Mbpsとなって、わずかにソフトバンクがトップとなっています。

実効速度

正直言えば、ここまで高速の通信が可能であれば50Mbpsでも100Mbpsであっても、違いを実感することは少ないです。しかし今回のauの改善のように、上りが6Mbpsから12Mbpsへと改善したのは大きな変化と言えます。はっきりいうと上り6Mpsでは動画のアップロードなどでストレスを感じます。それがiPhone7でWiMAX2+のキャリアアグリゲーションが使える状況ではストレスを感じることは減少したと考えて良さそうです。

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