iPhoneの「ヘルスケア」アプリが思った以上に有能だった

iPhoneに最初っから入っているけど普段あまり使わない「ヘルスケア」アプリも他のアプリと連携させることで、なかなか使い勝手のいいアプリになります。生活習慣病の予防と体重を落とすために食事記録アプリ「あすけん」を使い始めたのですが、「ヘルスケア」にはそこで入力した食事の栄養分を種類別にしっかり記録してくれています。

ヘルスケア

「あすけん」 の無料サービスを補完

食事の記録アプリ「あすけん」は無料アプリで、そのままでも十分に使えるのですが、有料サービス(月額300円)を使わなければ栄養分別の摂取量やその推移を見ることはできません(グラフ上で過不足はわかります)。食事を管理する上で、実際の摂取量がわからなければ、漠然とした感覚でメニューを考えることになるので少し不便です。

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ヘルスケアアプリのグラフ

この不便さを補ってくれるのが「ヘルスケア」アプリです。「あすけん」で3食分を入力し終わるとヘルスケアアプリにデータが反映され、具体的な摂取量がわかります。例えば今日塩分(ナトリウム換算)摂取量は3000mgだった、とか今週は平均して一日2600mgだから順調とか、数字がしっかりわかります。また推移もグラフで分かるので食事管理が捗ります。もちろんナトリウム以外にも炭水化物、カルシウム、ビタミン類など主要な栄養のデータが記録されています。

消費カロリー、万歩計、体重計なども連携

ヘルスケアアプリは様々な健康関連アプリのデータを一元的に管理できる場所という位置付けです。栄養だけでなく、体重計と連携したアプリに記録された体重エクササイズアプリで記録した消費カロリーなどもヘルスケアアプリで一覧として表示されます。またApple Watchで測定した心拍数iPhoneを持って歩いた時の歩数もここに記録されいてます。これまであまり健康のために食事や運動を意識したことはなかったのですが、データを一括で管理できるのは便利です。

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将来的にはApple Watchで血糖値が測れるようになると言われています。また健康機器でもBluetoothなどでスマートフォンと連携する商品もさらに増えてくるでしょう。iPhoneユーザーの高齢化が進めばヘルスケアアプリは今よりももっと重要なアプリになっていくことは間違いなさそうです。

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