Appleが睡眠モニターアプリ企業を買収 大型買収よりもAppleっぽい買収

AppleはiPhoneApple Watchで睡眠状態をモニターするアプリ「Beddit Sleep Monitor」を提供しているBedditを買収しました。睡眠モニター用のアクセサリもApple Online Storeで販売され、この種のアプリでは定番アプリです。この開発企業を買収したことでAppleの健康への取り組みはさらに加速するでしょう。

beddit

大型買収よりも楽しみな案件

Appleが有り余る現金をどのように投資するか、様々な憶測を呼んでいます。証券会社や投資銀行は巨額買収の可能性を指摘するなど、情報は溢れています。Netflixやウォルト・ディズニーなども買収の対象になりうるとされますが、これら企業を買収するとAppleがこれまでに行ってきた買収案件では最も大きな額になると考えられます。

beddit

ただAppleは基本的に大型買収を頻繁に繰り返す企業ではありません。どちらかといえば技術系の小さな企業を特許ごと、開発者ごと買収するような案件が多く、今回のBedditの買収もそちらに属するものと考えられます。Appleに買収されたことで、iPhoneApple Watchにより高度な睡眠モニター機能が標準で組み込まれることも大いに考えられます。

健康分野に成長余地か

ティム・クックCEOがApple Watchで13キロの減量に成功したと語ったように、常に体の状態を記録できるApple Watchは健康管理に最適なデバイスです。iPhoneは多くの人が常に持ち歩くものでもあり、Apple WatchとiPhone(iOSアプリ)の組み合わせで健康管理は大いに捗ります。

この健康管理の市場をAppleはさらに深掘りしてくのでしょう。RFIDタグでApple Watchに栄養を記録する特許を取得していることが判明しており、今回の睡眠モニターアプリの取得と合わせて将来的にApple Watchが健康管理で最も便利なウェアラブル端末になっている可能性はかなり高くなりました。

sleep

ちなみにアプリをインストールしていなくてもiPhoneは睡眠時間をモニターし続けています。時計アプリの「ベットタイム」や「ヘルスケア」アプリで確認できるのですが、これはそれほど正確ではありません。これが今回の買収を通して、もっと正確で有用なデータが記録されるのであれば、かなり楽しみではあります。

更新情報を配信します

関連コンテンツ