ソフトバンク新料金プランの注目点

今日、6月1日からドコモで通話定額プランがスタートしています。かなり好評のようで、au、ソフトバンクともに後追いを迫られています。ソフトバンクでは6月中にも通話定額サービスが開始されると報道されており、早々に回数制限、時間制限の無い通話定額プランの発表が行なわれるのでしょう。

そのソフトバンクの新プランの僕なりの注目点(料金以外)を書いていきます。

一番注目されるのは、従量通話プランが残されるのかどうかです。正直、通話定額は必要ないという人も多いのですが、ドコモの新プランは基本的に定額通話が必須となってしまっています。通信キャリア側は定額通話が要らない人にも割高プランに加入してもらうことで収入を維持する狙いがありますが、通話定額が不要の人には値上げであることは間違いありません。これにソフトバンクが追随するか気になります。

またデータ通信でも気になる部分があります。撤回されたスマ放題プランで不評だった「上限超過時の低速化」オプションが残るかどうか、です。ソフトバンクとしてはデータ無駄遣いの抑止力として低速化を有料としたいようですが、明らかに不便な制度です。これが残ればプラン全体の評判はかなり悪くなるでしょう。iPhoneでもiTunes Matchサービスが始まり、データ通信量がどんどん多くなっています。そのサービスを利用するごとに通信量、通信料を気にするのはかなり不便です。あのオプションを残すか、残さないか、ソフトバンクの良心が問われます。

また少し気になるのが15GBプランの存在です。この15GBプランは前回の価格設定で唯一魅力的で、ギガバイトあたりの単価がかなり低くなっていました。よくデータ通信を使う人にとっては魅力的で、3日で1GBの制限も3日で2GBまで拡大されていました。シェアプランとの相性もよさそうで、通信をよく使う人も割安に使えるデータプランの設計がどう変更されるか注目しています。

横並びとも報道されていますが、是非、ソフトバンクらしさを残したプランを出してもらいたいところです。

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