Appleがドコモをベタ褒め

昨日のドコモによるiPad取扱い開始はApple側からもプレスリリースが出され、ティム・クックCEOのコメントも掲載されています。

我々は、ドコモのネットワークにおいてiPhoneに加えて今回iPadを提供できることを大変喜ばしく思います。iPhoneの結果は大変すばらしいものであり、ドコモのお客さまにiPadを提供できることを楽しみにしております。

とのことです。AppleからみてもドコモによるiPhone取扱いの結果は素晴らしかったようです。iPadの販売でもドコモの販売網、顧客数に期待がかけられているのでしょう。さらにこれからのiPad開発にドコモの技術力の協力なども想定しているのかもしれません。

このコメントは日本語のプレスリリースにも掲載されています。ただ英文のプレスリリースにはさらにドコモの企業紹介として

NTTドコモは、顧客によりスマートな生活を可能にする、革新的で便利で安全なモバイル·サービスを提供しています。また全国の3Gネットワークと世界初の商用LTEネットワークを含む高度なワイヤレスネットワークを6300万以上の顧客に提供しています。携帯電話事業者としての独自の機能を活用し、NFCモバイル決済、モバイルGPS、モバイルTV、直感的なモバイルの支援、環境モニタリング、スマートグリッドなど多くの最先端技術の主要開発者でもあります。海外では8つの携帯電話事業者や他のパートナー企業への技術や業務ノウハウを提供しています。(機械的な翻訳)

と掲載されています。まあ一般的な企業紹介の範囲ですが、なかなかのベタ褒めっぷりです。もう誰もドコモの功績として触れなくなった機能もドコモの革新性の一部として紹介されているのも面白いです。

去年のiPhone 5sの発表イベントで新たに取扱いを始めるドコモは特別にロゴが掲載されたとして話題になりました。KDDIのiPhone取り扱い開始時にはなかったもので、Appleがドコモを重視していることを裏付けるものともされました。今回のプレスリリースも、Appleがドコモが抱える大量の顧客数、技術力などに期待していることがちょっとだけ見えた気がします。

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