KDDI、LTEキャリアアグリケーション開始を発表 次期iPhoneで使えるかなぁ

KDDIが本日開催されているネットワーク説明会で2014年夏からキャリアアグリケーション技術の運用を発表しました。これによって現在の2.1GHz帯の10MHzの電波と800MHz帯の10MHzの電波を組み合わせて下り最大150Mbpsの通信が可能になります。

しかし、この技術を利用するには端末が対応している必要があり、現時点でauが発売しているなかには対応端末はありません。そこで期待されるのが夏頃と予想されるGALAXY5sと秋頃になるだろiPhone 6でしょう。おそらくGALAXYは対応する可能性も大いに考えられますが、iPhone 6は微妙です。iPhoneは世界中で発売される端末であるため、通信技術では先端の技術を使うというより、少し遅れて取り入れるのが現状です。キャリアアグリケーションへの対応はあまり期待できないかもしれません。

ちなみにこの技術が利用できれば、都心でなかなか進んでいないauの2.1GHz帯の15MHz化、20MHz化の完了を待たずに、下り最大150Mbpsの通信が可能になるメリットがあります。ただ電池の消費量などでは不安点もあり、その技術をどのようにauがブラッシュアップしていくか、期待を込めてみまもりたいところです。

更新情報を配信します