次期iPhoneは4×4 MIMO対応で超高速通信可能との予測

Appleの新製品について、これまでも高い精度の予測を発表してきたKGI証券のアナリストが次期iPhoneでは4×4 MIMOに対応し、1Gbpsに迫る通信速度が実現できると予測していますiPhone Xが発売になったばかりでもう次期iPhoneの噂とは気の早い感じですが、iPhoneの噂に休みはありません

4x4

日本でも4×4 MIMO対応エリアが少し

すでにApple以外のスマートフォン、モバイルルーターではハイエンドモデルを中心に4×4 MIMOに対応している機種が発売されています。iPhone X(2×2 MIMO対応)の最大のライバルであるGalaxy S8S8+も4×4 MIMOに対応しており、ドコモの4G通信エリア内の一部ではGalaxy S8+の通信速度は理論値最大で788Mbpsにも達します。auでも4×4 MIMOに対応したエリアを少しずつ構築しており、エリア内では理論値最大590Mbpsでの通信が可能としています。

4x4 MIMO

iPhoneにこれだけのスピードが必要か、これは通信が高速化される度に議論されます。ただ実際に590Mbps、790Mbpsという速度で通信することがなくても、理論値の上限が上がれば混雑弱い電波による影響を回避できる可能性が高まり、利用者にも一定のメリットはあります。大手通信キャリアは大容量プランを提供し、コンテンツの容量も日々巨大化しています。そうした状況下で高速通信に対応することには一定の意味があります。

次期iPhoneは3サイズに?

さらに同証券のアナリストは次期iPhoneについてにわかには信じがたい予測も出しています。現行のiPhone Xは5.8インチのOLEDディスプレイを搭載していますが、アナリストの予測では次期iPhoneはOLEDディスプレイを搭載モデルで5.8インチと6.5インチが用意され、液晶モデルで6.1インチが用意されるとなっています。

iPhone 8 X

iPhone Xの持ちやすさ、画面の操作性を考えるとこれ以上大型化するのにも抵抗があるのですが、さらに大きなiPhone X Plusとも言えるモデルが出るとの予測です。このアナリストはサプライチェーン筋に強力な情報源を持っているとみられ、比較的情報が正確なことで有名です。ただこの時期の予測には試作品の情報も含まれており、あまり信用できないものも混ざっています。結局、真偽が判明するのは来年の9月になります。

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