ソフトバンクのVoLTEは検討段階 もしかして次期iPhoneは非対応なのかな

今日、ソフトバンクの通信技術に関する担当者インタビューの記事が掲載されています。「「大切なのは実際に体感する速度」ソフトバンク中の人インタビュー(週刊アスキーPLUS)」ですが、基本的にはAXGPでの混雑緩和や超高速化が話題が中心となり、ソフトバンクが今後このAXGPで攻めていく姿勢が見え隠れします。

一方で900MHz帯や2.1GHz帯でのLTEについては、今後大きな変化がなさそうな印象を受けます。記事内では900MHz帯のLTEについては全く触れられていません。またメインバンドである2.1GHz帯でのLTE高速化も「徐々に拡大」という表現に留まるなど、ソフトバンクがAXGP以外では手詰まり感を持っている印象です。
そして一番注目していたVoLTEについては「ベンダーとも話を進めながらメリットを確認していきたい」という段階のようです。これはサービスインは未定と言っているようなもで、同社のVoLTEは今夏や秋頃なんていうスケジュールではなさそうです。

ソフトバンクが「VoLTE時代を見据えた料金プラン」を発表し、ドコモが夏からVoLTEサービスを開始し、auも今年中のサービスインを公言して、ここ数ヶ月で一気にVoLTEが注目されました。この動きはてっきり次期iPhoneがVoLTEに対応したことを知ったキャリアの動きだと考えていました。しかしソフトバンクではVoLTE開始時期が遅れそうで、その推測が揺らぎつつあります。

ソフトバンクは常にiPhone販売を最優先し、どこのキャリアよりもiPhoneに最適化されたネットワークを誇っていました。そのソフトバンクでVoLTEのサービスインのメドが立っていない状態となると、やはり次期iPhoneがVoLTEには対応していない可能性が強くなります。どうなのでしょうか、考え過ぎでしょうか。

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