Amazon Fire TV発表でAppleと正面衝突

Amazonがテレビに繫ぐセットトップ・ボックス(要するにApple TVのようなもの)を発表しました。その名も「Fire TV」でAmazonが配信する動画コンテンツの他、動画共有サイトやHulu、Pandora、ESPN、Red Bull TVなどのサービスも利用可能になっています。さらにAmazonのクラウドサービス上にある写真も自動的に取り込まれ、リビングの大画面テレビで撮影した写真を楽しむことも出来ます。(Amazon、メディア・ストリーミング・サービス、Fire TVを発表

Amazon.comの告知より

まさにApple TVのAmazon版ですが、Amazonでは音声認識機能の搭載やゲーム機能の搭載でApple TVとの差別化を図っていくようです。特にゲームは来月に数千タイトルを公開するようで、その本気度が伺えます。ゲームはApple TVにはないコンテンツなのでかなりの武器になると思います。

Fire TV発売で「タブレット」と「リビングのテレビ」でAppleとAmazonが正面から対峙することになります。僕としてはiPhone, iPad, Macとの連携のよさからまだApple TV優勢とは思いますが、電子書籍から動画、さらにゲーム、音楽と一気にコンテンツんは場を広げてきたAmazonの勢いは侮れないでしょう。両社の動きは短期的にも中期的にも目が離せません。

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