Facebookに買収されたWhatsAppの「広告を載せない理由」が過激

スマートフォン向けメッセージサービス最大手WhatsAppがFacebookに買収されると報道されています。買収金額は総額で1.6兆円と途方もない額ですが、メッセージサービスの市場価値やその市場でのWhatsAppの地位は高いようで、SNSの発展に寄与しそうな予感はあります。AppleのiMessageなんかはこういうサービスと真正面から対峙することになり、苦戦する可能性が高そうです。

しかしWhatsAppの公式ブログにこのような記事があります「広告を載せない理由」。記事を乱暴に要約すると「広告を載せることでサービスの商品は利用者になってしまう。我々の商品はメッセージサービスである、なので広告は載せない」ということのようです。

そして、その主張の中で

昨日見た広告を思い出したり、「明日はどんな広告を見るだろう」と広告を楽しみにする人など誰一人いない

広告は美の崩壊、知性に対する侮辱、思考の脈路を中断させるものに過ぎない

と手厳しく広告ビジネスを批判しています。これは創業者がYahoo!で体験したことが元になって得た結論のようですが非常に厳しい意見です。

翻ってFacebookは、、、

広告が多いですね。最近でこそまだ見られる広告が増えてきましたが、いかがわしそうなのも沢山ありました。これだけ広告に対する考え方の違う両社が合併後にどのように折り合いをつけるのか、気になるところではあります。

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