ドコモLTE 下り最大150Mbps基地局が500局を突破

ドコモはiPhone 5s/5c発売直後から他社との比較が頻繁に行なわれるようになり、LTEの品質が低い(速度が遅い、エリアが穴だらけ)との評判に晒されていました。しかしここに来て徐々に改善されています。とくに速度面では都市の混雑場所でも150Mbpsエリアを展開するなど意欲的なエリア構築が進んでいるようです。

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本日公開された総務省の基地局免許情報では1月18日時点で541局が下り最大150Mbps (iPhoneでは100Mbps)の免許が出ています。当初は年度末に500局程度の展開が予定されていたと記憶していますが、ペースを上げているのかもしれません。

ドコモの150Mbps構築計画(同社HPより)

ちなみに展開場所は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県が中心(群馬、山梨、滋賀、和歌山にも1局ずつあります)で、さらに利用者の多い場所での展開が目立ちます。混雑場所で積極的に高速エリアを作れることを強みに、ドコモは着実にLTEの品質向上を果たしていくと思われます。

おそらくですが、ドコモの高速エリアの構築が一通り進めば日経BPコンサルティングあたりがLTEの速度比較調査をするでしょう。その時に高速エリアがどの程度の性能を発揮できているかが分かりそうです。そろそろ自宅付近も150Mbpsエリアとなる気配があるので興味津々ではあります。

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