1月は「適切なキャッシュバック」の勝ち 残念…

毎月発表される携帯電話キャリア毎のMNPによる契約数の増減ですが、このところ調子が良かった(減少幅を縮小させていた)ドコモが再び流出数を拡大させています。この原因についてドコモの加藤社長「適切なキャッシュバックにやられた」と冗談っぽく言っていました。

ドコモの純増、MNP流出数の推移

一方で元祖適切なキャッシュバックであるauと、1月は頑張ったっぽいソフトバンクが流入数を増やしています。まあ、キャッシュバックでMNP流入を増やすのもいいですけど、どこか引っ掛かる部分もあります。僕は適切なキャッシュバックが勝ってしまったことに少し残念な気持ちを持っています。

キャッシュバックが悪いわけじゃないんですが、それならもっと契約や料金体系や本体価格、キャンペーン料金をシンプルにして欲しいです。店によって違う機種代金やオプション加入条件、キャッシュバックの有無、そんなのをもっと分かりやすくして「堂々と」キャッシュバックの金額で競争して欲しいものです。

たとえば、2年契約を条件に機種代金はiPhone 5s 16GBで2万円、これは新規だろうがMNPだろうが機種変だろうが、発売直後でも3月でも同じ。基本料、パケット定額料金も同じ、必須オプションなし。

まずこれを基礎にして、MNPなら、オプション2年加入なら、学生なら、家族で同時加入なら、3月なら、キャッシュバック3万円、5万円、7万円とかの特典を付ける。この方がいいです。いろいろややこしくなった料金プランやオプション、機種代金やキャンペーン割引なんかを一旦整理して欲しいです。適切に。

ソフトバンクからはVoLTE時代の定額料金が出てきて、KDDIやドコモも近々新プランを発表するでしょう。その時にはVoLTE時代の適切なキャッシュバック制度も同時スタートでお願いしたいです。

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