KDDIがつまづいたiPhone参入 ドコモは大丈夫か?

KDDIがiPhone販売に参入したのが2年前です。iPhone 4Sの発売当初、キャリアメールのリアルタイム受信もFaceTimeもiMessageも使えませんでした。auユーザーとして不便というかもどかしいと言うか、何とも言えない状態でした。

さらにiPhnone5になってLTEの整備や通信ネットワークの信頼性において、iPhoneにネットワークを最適化しているソフトバンクの後塵を拝してしまい、auユーザーとしては「もっと頑張ってくれよ」という場面もありました。

やはりソフトバンクがiPhone販売に社運をかけて、経営資源を集中させた結果のアドバンテージをKDDIに見せつけた2年だと思います。このアドバンテージはさすがソフトバンクって感じです。

ではiPhone 5Sから参入するドコモはKDDIの失敗を繰り返さないのでしょうか。ドコモは巨大な組織と圧倒的な設備を競争力の源泉としていますが、その反面で各種施策への対応でのスピード感はイマイチの印象です。この巨象が販売決定からの数ヶ月でiPhoneにどこまで適応して来るか、その成否がキャリア競争に決定的な影響を及ぼすと考えます。

特に注目する点は

・キャリアメールをどのようにiPhoneに適応させるか
・FaceTimeやiMassage(MMS)への対応
・自社通信網のバランスとiPhoneの通信を両立させられるか
・混雑エリアでさらに通信が増えることへの対応

ともにKDDIがつまずいた部分にドコモがうまく対応できるかに注目しています。

つまずいたKDDIのお詫び

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