Apple Musicがハイレゾに対応すれば容量16GBじゃ絶対足りない?

Apple Musicは2016年内にもハイレゾ音源に対応すると言われています。この対応自体には非常に期待しているのですが、ハイレゾ音源ほどの大きなデータを扱うことで不安なことがあります。

ハイレゾ音源のデータ量は膨大

Apple Musicが対応するといわれている96kHz/24bitの音源は576KB/sのデータ量となります。そのため5分の楽曲のデータ量は169MBとなり、アルバムを2、3枚保存するだけで5GB以上のデータ量となります。これをiPhone内に保存するには、当然ですが同容量の空きが必要です。
しかし16GBのiPhoneの場合、必要最低限のアプリをインストールした後、実際に使える空き容量はせいぜい5GB程度です。この空き容量を写真やメール、音楽で分け合う必要があるのですが、これを数枚のアルバムだけで使い果たしてしまう計算になります。

クラウドからダウンロードすれば…

iPhoneの空き容量がないなら、本体に保存せずクラウドからダウンロードすればいいのですが、これもモバイルデータ通信を使うなら非現実的です。2時間半ほどハイレゾ音楽を楽しむだけで通信量は5GBに達し、月間データ通信の上限をすぐに突破してしまいます。
じゃあWi-Fiで、となるのですがそれだと聴ける場所が限られます。iPhoneでどこでも気軽にハイレゾ音源を楽しむなら16GBモデルという選択肢はなくなります。

16GBモデルがなくなる可能性も

すでに16GBモデルの容量不足は方々で指摘されています。iPhoneの新モデルが出るごとに16GBがなくなるという噂も出てきます。僕もなんとか工夫を続けて16GBモデルを使い続けていますが、そろそろ限界を感じています。これをApple Musicのハイレゾ対応がとどめを刺す形になりそうです。
16GBモデルは価格的に安くていいのですが、不便になってしまっては元も子もありません。Apple Musicのハイレゾ対応を機に、もしかしたらAppleも16GBモデルの廃止、さらには256GBモデルの導入を検討しているかもしれませ。妄想ですが。

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