東海道新幹線 品川〜京都のau LTE(iPhone5向け)事情

先ほど京都に到着したので覚えている間にメモを見ながら東海道新幹線のau LTE(iPhone, iPad向け)の様子を書いてみたいと思います(2013年5月24日時点の情報です)。
【帰りでの観察の追記あり】

品川〜新横浜
この区間は都心部のLTEと変わらず、ベッタリ5MHzで整備されていました。テザリングも支障なくできるレベルでした。

新横浜〜小田原
電波の状態はあまり良くありませんでした。LTEも間欠的に受信する程度でテザリングをしていればハンドオーバーが上手くいかずに不便なエリアです。なのでここでテザリングを諦めました。ただ小田原駅付近では10MHzのLTEを掴みます。

小田原〜静岡

熱海駅付近の10MHz LTE

この区間はトンネルが多く、3G(○を含む)となる部分が多くなっています。ただ熱海などの主要駅周辺では短い間ですがLTEとなります。山間部を超えるとLTEを安定的にキャッチできますが、静岡に近づくと5MHzのLTEになります。

静岡〜掛川
静岡駅を出て一定時間はLTEとなっていましたが、大井川を超えたあたりから3Gとなります。ただ掛川に近づいて来ると再び安定的にLTEを受信するようになります。

掛川〜浜松
この区間はずっとLTEです。しかも浜松駅周辺以外はずっと10MHz幅でKDDIの本気度を感じました。かなり安定した10MHzのLTEエリアとなっています。

浜松〜豊橋
この区間は比較的弱いLTEの電波を受信するエリアでした。条件によっては3Gとなる場合もあるかもしれません。豊橋駅付近では安定的なLTEでしたが5MHzでした。やはり混雑場所は5MHzでの運用が主体なのかもしれません。

豊橋〜名古屋
豊橋駅直後に一旦3Gとなったのですが、蒲郡付近で再び10MHzのLTEを掴みました。ただ三河安城にさしかかるあたりで5MHzにおち、そのまま名古屋までずっと5MHzのLTEエリアとなっていました。

名古屋〜岐阜羽島
名古屋駅を出た直後は5MHzのLTEエリアですが、清洲市あたりから10MHzに切り替わり、岐阜羽島近辺までLTEエリアが続きます。

岐阜羽島〜京都駅
大垣をすぎると完全に3Gエリアとなり、このエリアは滋賀県に入ってもずっと続きます。米原駅で一瞬LTEという表示を見たのですが、滋賀県の田園地帯を走っている時はずーっと3Gでした。住宅地に入ると時折10MHzのLTEを拾うこともあったのですが、基本的に京都駅直前まで3Gでした。京都駅につく直前、トンネルを抜けると安定したLTE(5MHz)となりました。

ざっと書き出しましたが、超高速での移動なのでハンドオーバーに失敗することも多々ありました。なので何度か機内モードのオンオフをしています。あと15MHz幅はこのエリアで確認できませんでした。

印象として思った以上に10Mz幅が多かったです。特に静岡県西部のエリアはかなり広がっていると考えてよさそうです。なかなか興味深い電波観察でした。

【追記】行きは通路側の席でしたが、帰りはD席(東京方面向いて左側)の窓側に座れたので少し電波の様子が違った気がします。

京都〜米原区間、大津や守山近辺ではLTEを拾いました。
行きは3Gとなっていた大井川以西でもLTEを拾っていました。

場所による感度の差だけでなく、iPhone(au版のみ?)は3G→LTEへとハンドオーバーするのが苦手っぽいので、その影響かもしれません。

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