au LTE(iPhone5)の75Mbps対応、やっぱり都心は後回しか

昨日発表されたauのiPhone, iPad用LTEの下り最大75MHz対応場所(2月末までの予定)ですが、おおよそ1,000箇所がリストアップされています。1,000という数字は免許数でいえば去年12月半ば頃に到達していた数字なので、免許取得から2ヶ月遅れくらいでエリア拡充が完了し、サイトに情報が掲載されていると考えられます(個別の基地局では多少前後することはありそうです)。

とすれば、ここから毎週数百箇所単位で75Mbps対応基地局が増加していくのかもしれません。実際に75MHz(周波数幅10MHz)に対応した免許数は12月半ばの930から約1ヶ月で加速的に増加し、1月19日時点では5,366にまで増えています。

2ヶ月遅れと仮定すれば来月末までに一気にエリアは拡大しそうです。

しかし、今回発表された情報には一つの特徴があります。それは「大都市都心部以外」という特徴です。東京、大阪、名古屋の3大都市で75Mbpsに対応した基地局は名古屋市の8箇所のみです。やはり混雑地域での対応は時間がかかるのかもしれません。大都市中心部では3月末までに対応できれば御の字といったところでしょうか。

3大都市では名古屋の上記8箇所のみ

逆に言えば、今回早々に75Mbpsに対応した場所は電波に比較的余裕のある場所とも考えられ、今後予定されている110Mbps化や150Mbps化もいち早く着手される場所になるのかもしれません。

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