Bluetoothテザリングをさらに遅くする原因

先週末のテザリング開始をきっかけに、多くの人が試しに接続してみて、各種接続方法の長所と短所が見えてきたのではないでしょうか。接続方法やその速度をブログ記事にしている人も多く、参考になります。

それら記事の一般的な評価として「Bluetoothのテザリングは遅い」となっています。バッテリーの持ちではBluetoothが勝っているとも言われ、遅さを最低限に抑えて使えば案外使えるかもしれません。

で、Bluetoothでのテザリングの遅さの原因になりうるのは、他のBluetoothディバイスとの同時接続です。僕の場合、Magic MouseとMacBook Proを繫いでいるのですが、この接続が速度の足を引っ張ります。

まず一枚目のスクリーンショットがWi-Fiでのテザリング速度、7Mbps程度ですがおそらくこの周辺のLTEがこの程度なのでしょう。

このくらいの速度が出れば、Webの閲覧やメールの送受信、ファイルのやり取り程度なら全く問題ありません。

で、下がBluetoothでテザリング接続、Magic Mouse非接続の速度です。

概ね1Mbps以上は出ています。で、下がMagic Mouse接続時のスピード。連続して測っているので時間や場所による違いはないはずです。

500〜700kbpsと言ったところでしょうか。これでもテザリングは無理ではありませんが、Wi-Fiテザリングのスピードの1/10と考えれば物足りないかもしれません。Bluetoothでテザリングをする時はイヤフォンやマウスの接続を切った方がいいのかもしれません。

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