iOS6の意外なバグ Appleの担当者は焦ったと思う

今朝、iOS6.0.1がリリースされました。キーボードに横線が入るノイズの問題やカメラのフラッシュが消えない問題、Wi-Fiへの接続問題、モバイルデーター通信が使えなくなる問題などの解決が図られています。おおよそ、iOS6の発表時から指摘されていた不具合が解消されたようです。

iOS Updaterのアイコンを
記念撮影

で、意外なバグも一つ。「ソフトウェア・アップデートをワイヤレスでiPhone 5にインストールできない問題を解決します」とのこと。要するにiPhone 5ではiOS6.0.0からiOS6.0.1にはワイヤレスでのアップデートができないのです。その問題を解決するために、まずアップデーターが配布されました。

そしてこのアップデーターをダウンロードすると、通常のワイヤレスでのソフトウェア・アップデートが開始されます。おそらくiOS6.0.0ではアップデートの有無の判断からアップデートへと結びつける部分にバグがあったのでしょう。

アップデート自体は数分で完了します。慎重なひとはアップデートの感想が出そろうまで待ってもいいかもしれませんが、アップデート自体で不具合は今のところありません。

ちなみにアップデートが終わるとこのアイコンは消滅します。iOS6.0.1からはワイヤレスでアップデートできるので確かに不要です。幻のアイコンになってしまいました。

しかし、この不具合はAppleの担当者を慌てさせたんじゃないでしょうか。色んな問題を解決して、いざアップデートの検証をしようと思ったらワイヤレスでアップデートできない問題が発覚して急いでアップデーターの配布で解決、って感じだったんではないでしょうか。もっとAppleの人は賢いのかな。

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