ドコモがスマホの実効速度を公表、auとソフトバンクも年内に発表へ

ドコモがスマートフォン(Android端末、iOS端末)の実効速度を公表しています。この実効速度は総務省が定めたガイドラインに沿って測定場所の選定から測定までを実施するもので、これまでの調査会社、ネットメディアの調査よりも公平な結果が得られるものと期待されています。

その結果を見てみると、ドコモのiOS端末(iPhone 6s)の実効速度(全計測数の50%が収まる範囲)は49Mbps〜89Mbpsとなっています。これだけを見ると非常に速い結果のように見えます。しかしこの測定は専用アプリと専用サーバーが使われており、他のアプリを使った測定結果とすぐに比べられるものではありません。

このドコモの数字の比較対象は年内にも公表されるauとソフトバンクの結果です。両社も高速LTEを急ピッチで全国に広げており、どのくらいの数字になるのか興味深いところです。結果が3社揃ったところで、詳しく分析してみたいと思っています。

オフィス街で強いのは?東京で速いのは?安定的な速度分布となっているキャリアは?3社が公表する1,500カ所の結果を分析すれば面白い結果が見えてきそうです。

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