LINE MUSICの無料期間が終わって、AWAがランキングトップになる珍現象

国内の定額音楽聞き放題サービスはAWA、LINE MUSIC、Apple Musicの三つ巴と言われています。このうちLINE MUSICは8月9日に無料期間が終了しています。無料期間後はチケットを買わなければ1曲30秒ほどの再生しかできません(視聴程度)。

無料期間の終了でユーザーが有料会員へと移行していくのが、LINEの望むところであったようですが、現実は酷でした。App Storeの無料アプリランキングでもう一つの無料音楽アプリAWAがトップになっていることでわかるように、LINE MUSICの有料化で多くのユーザーは登録から90日間の無料期間が設定されているAWAへと移行しているようです。

今の音楽配信サービスで、聴き放題サービスは定着しているものの、定額聴き放題サービスはあまり定着していないのかもしれません。これはApple Musicにも間もなく訪れる問題です。無料だからApple Musicを利用している人も少なくないでしょう。有料になった時、どれだけの人がApple Musicに残るのでしょうか、現時点で登録者は世界で1100万人と言われていますが、そのうち5人に1人くらい残ることになるのでしょうか。

日本のApple Musicユーザーとして言わせてもらうと、もっと配信曲が充実していないと音楽配信はApple Musicだけで十分とは到底言えません。今の状況を考えると日本で無料期間が終了してもApple Musicに残る人は、よく洋楽を聴く人などに限られそうで、それほど多くないかもしれません。

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