iOS 10やmacOS Sierraは新機能を多数搭載しているとアナウンスされていますが、これらに同梱されている写真アプリも注目の新機能を搭載しています。今iPhoneやMacに搭載されているシンプルな写真整理・編集アプリが進化していくことには大いに期待します。
人、場所、日時で自動的に整理
iOS 10とmacOS SierraでiPhone、iPad、Macに搭載される新しい写真アプリは写真が撮影された場所、日付、写っている人などで自動的に分類してくれます。また検索機能が充実し「海岸」と検索すれば、海岸で撮影された写真をピックアップして表示してくれるる機能も付きます。
この検索機能はiPhoneアプリにもなっているGoogleフォトで実現していた機能ですが、これがAppleのアプリで実現されることで、ディバイス間の連携などの面で便利に使えるはずです。
Googleフォトの検索機能はびっくりするくらいの精度です。例えば「クリスマス」と検索すればクリスマスパーティーの写真やイルミネーションの写真を表示します。また悲しいや嬉しいといった感情でも検索できます。Appleの新しい写真アプリがGoogleフォトにどこまで近づけるか、それとも凌駕するのか、今から期待しています。
SNS時代に写真機能の強化は必須
写真は思い出や体験を共有する重要なツールです。スマートフォンとSNSが普及した現在、その傾向はさらに強まっています。iPhoneも写真機能、カメラ機能の充実が不可欠になっています。その一つが写真アプリの刷新であり、もう一つがiPhone 7 Plusのデュアルレンズの採用なのかもしれません。
写真アプリがもっと賢くなれば、今いる場所を前回訪れた時の写真を表示してくれたり、一緒に撮影した友人と前回会った時の写真を見せてくれたりするのでしょうか。SNSに投稿したくなるネタになりそうです。スマートフォンとクラウドサービス、人工知能の発展が人間の思い出というアナログな部分にも手を伸ばしてきた感じがします。
面白いです。