iOSの更新の度にiPhone6/6 PlusのVoLTE対応に期待する理由

iPhone 6/6 Plusの売れ行きは非常によく、Appleの好業績を支えているようです。僕自身も発売日にiPhone 6 Plusを購入し、非常に満足して使っています。ただ、やはり日本でVoLTEに対応しないことには大きな不満を持っています。

Appleは9月の発表イベントで「発売当初からの対応キャリアは限られるけど、今後対応キャリアは増えていく」と明言していました。その言葉を聞いてドコモ、au、ソフトバンクでも発売からそう遠くない時期にVoLTEが開始されると予想していました。

iPhone 6/6 Plus発売日のイベントでドコモの加藤社長は「早く対応したい」と発言し、田中社長もインタビューで「吉日に発表します」とのコメントを出していました。しかしその後雲行きが怪しくなり、年末のラジオ番組で田中社長は対応しないことを聞かれて「大人の事情」とも答えていました。だんだんVoLTEに対応しなさそうな雰囲気が漂い始めているのは確かなようです。

しかしもしiPhone 6/6 PlusがVoLTEに対応するとすれば、そのタイミングはiOSの更新時が一番有力だと考えます。日本でiPhoneがVoLTEに対応する場合、特有の事情もあるのでOSの設定変更が必要になりそうです。またドコモの技術者もイベントで「iPhone側のソフトウェア更新でVoLTEに対応できる状態」と発言しています。

そう考えると3月にも予想されるiOS8.2へのアップデートが日本でのiPhone 6/6 PlusのVoLTE対応の最後のチャンスになるのではないでしょうか。対応できるキャリアは限られるかもしれませんが、それでもiPhoneが日本国内のVoLTEに対応することは対応端末普及台数という点で大きな意味を持ち、iOS8.2にも(かなり可能性は低そうですが)期待しています。もしiOS8.2がVoLTEに対応しなければ、日本でのVoLTEはiPhone 6s以降にお預けになると考えていいかもしれません。

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