Appleサポートアプリで修理プログラム対象のiPhone6sを診断すると…

AppleはiOSディバイス向けに「Apple サポート」をリリースしています。これを使えば本体の調子が悪い時のトラブルシューティングが可能で、さらに一部機能では修理が必要か否かを診断することもできます。試しにバッテリーに問題があるとされて修理プログラムの対象となっているiPhone 6sをこのアプリを使って診断しました。

suport

Apple、診断アプリをリリース

iOS 10.2にはバッテリー問題に関する診断機能が搭載されているとされましたが、一般ユーザーはこの機能にアクセスできませんでした。しかし今回AppleがリリースしたアプリではiPhoneのバッテリーの不具合も診断してくれます

バッテリーの問題を診断するには診断したい機種でこのアプリを起動し、一覧から診断機種を選択して「バッテリー、電源、および充電」へと進みます。そこで下の方にある「バッテリーに修理が必要である」をタップして「診断を実行する」へと進みます。ハードウェアの診断が終わるとどのサポートを受けるかのオプションが表示されるのですが、この時点では修理が本当に必要かどうかわかりません。

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問題のないiPhone 7 Plusで診断しても結局「サポートオプション」が表示されます。もしかしたら型番からは修理対象となっている僕のiPhone 6sにはAppleが考えるほど大きな問題がないのかもしれません。ただ診断結果はおそらくApple側に送信されており、その情報を使って円滑なサポートを受けることができるのでしょう。

もう少し親切なアプリだと嬉しい

診断

現時点で「Apple サポート」アプリはユーザーの疑問に答え、一部機能の診断ツールを含むている単純なアプリです。将来的にはもう一歩進んでもらって、1週間に一度ほど充電している時(深夜)に自動で診断ツールを走らせるようしても便利かもしれません。定期的に各種故障についての診断が自動で行われると、調子が悪いままなんとなく使い続けることは減ると思います。

今は「Apple サポート」こ自動で診断するような機能はありませんが、トラブルシューティングのためにもiPhoneなどにインストールしておけば、いつか役に立つ日がくるかもしれません。

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