昨年根、4インチサイズへの根強い需要に対応するためiPhone SEが発表されました。当時最新モデルとして販売されていたiPhone 6sの機能を少し削っただけで、サイズダウンと低価格を実現したため爆発的に売れるわけではないものの、スマッシュヒットを記録する商品となりました。このiPhone SEが3月にも128GBモデルを追加する可能性があると報じられています。
128GBモデル追加に合わせてバージョンアップ?
iPhone SEには最新のiPhoneと同様の機能・性能とは言えないものの、比較的高性能で高機能なスマートフォンとなっています。iPhone SEのカメラは当時最新であったiPhone 6sと同等の性能を持っています。もしiPhone SEに128GBモデルが追加されるなら、このタイミングでiPhone SEのカメラをiPhone 7と同等にするバージョンアップが実施されてもおかしくはありません。
そしてiPhone 7とiPhone 6sの最大の違いとなっているのがFeliCaに対応したNFCチップを搭載しているか否かです。この部分も新容量追加に合わせて更新されると考えるのは不自然ではないと思います。iPhone 7とiPhone 6s、iPhone SEで搭載するNFCチップを分ける理由はありません。
もしバージョンアップが実施され、iPhone SEにFeliCa対応のチップが搭載されれば、日本で販売される新iPhone SEでApple Pay(Suica、iD、QUICPay)が使えるようになります。Apple Payの利用拡大のためにも是非iPhone SEのNFCチップもバージョンアップして欲しいところです。
iPhone SEの存在意義は?
4.7インチ、5.5インチのiPhoneは大きすぎて使いにくいと感じるユーザーは多くいます。しかしそうしたユーザーは小さくて低機能なiPhoneが欲しいわけではありません。なのでiPhone SEも可能な限り機能・性能をバージョンアップしていく必要はあると思います。またAppleはiPhone SEを廉価版と位置付けているわけではなく、その姿勢を貫く意味でもバージョンアップ(新モデル投入)が必要になるはずです。
3月のスペシャルイベントで128GBモデルが追加されると噂されていますが、この追加と同時にカメラ機能やNFCのバージョンアップが実施されるのは自然な流れだと思います。