12月に発売されたAppleの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsは未だに品薄状態が続いています。2月上旬に国内のApple Storeに大量のAirPodsが入荷し、在庫状態の改善が期待されたのですが、その後入荷は途絶えてしまい、品薄状態はまだまだ続いています。
Apple 銀座には散発的に入荷
AirPodsはApple Online Storeからの注文は6週間待ちとなっています。ただ店頭受け取りについては当該のApple Storeに在庫があれば、当日や翌日の受け取りが可能となっており、入荷直後には店頭受け取りの予約ができます。しかし店頭入荷はほとんどなく、Apple 銀座以外の店舗では先月の8日、9日から入荷がありません。
唯一、断続的にAirPodsの入荷があるのがApple 銀座ですが、その在庫も入荷後数分から数十分で完売状態になります。入荷の通知サービスを使えば、在庫があればメールが来るように設定できるのですが、それでもすぐに予約手続きをしないとAirPodを入手することができません。
品薄は世界規模 まだまだ長引く可能性
AirPodsの入荷通知サービスを提供しているサイトでは日米欧豪のApple Storeがモニターされていますが、世界中で在庫のある店舗は多くて数店、ほとんどの時間帯で全ての店舗で在庫なしという状態です。また入荷があっても、これも日本と同様に數十分程度で完売となる店舗ばかりです。同時にアメリカなどのApple Online Storeでも日本と同様に6週間待ちが続いています。
発売からまもなく3ヶ月になろうとするAirPodsの品薄はまだまだ世界的に続いています。世界的に品薄という状態なので、AirPodsの在庫が安定するにはもう少し時間が必要かもしれません。ティム・クックCEOは供給の安定に努力すると発言していますが、それもまだ追いついていないのは確実です。早期に安定供給の体制が確立されることを望みます。