watchOS3.2の細かすぎる変更点「MacBook自動ロック解除」の振動パターンが変化

watchOStvOSiOSに比べて話題になることは少ない傾向にあります。ユーザー数を考えても当然なのかもしれませんが、iOS 10.3の正式版リリースにわせてwatchOStvOSも最新版がリリースされています。watchOS3.2ではシアターモードが搭載されたので少し話題になりましたが、これ以外にも細かすぎる変更点もあったようです。

便利なMacBook自動ロック解除

Apple Watchの便利な機能として、Apple Payと並ぶ存在なのがMacBookのロック解除をApple Watchが自動でしてくれる機能です。MacBookを開くとパスワードを入れることなく、Bluetoothを使ってApple WatchがMacBookのロックを解除してくれます。これ自体はmacOS10.12watchOS3から使える機能なのですが、非常に便利です。

MacBookのロックが解除された時、Apple Watchは振動で解除を伝えてくれるのですが、この振動パターンがwatchOS3.2から変更になっています。これまでは「ブーブー」って感じの振動だったのですが、iOS 10.3では「トトトト」と素早い振動で伝えてくれるようになりました。だからどうしたってわけではありません。細かすぎる変更点です。

上の動画のうようにApple WatchによるMacBookの自動解除自体は際立って速くはありません。しかしパスワードを打つ必要がないので、ロック解除を待つ間に電源コードを差し込んだり、コーヒーを一口飲んだり、ほんの一瞬ですが時間を有効に使えます。

シアターモードは未だに使う機会なし

watchOS3.2の新機能として注目されていたのがシアターモードです。Apple Watchの盤面は手首を返す動作を感知して発光する仕組みとなっています。そのため映画館など暗さが必要な場所で、通知や動作で不意に発光するなどで迷惑がかかる場合があると言われてきました。それを改善したのがシアターモードです。

しかしこモード、特に使う機会はありません。映画館に行っていないことも影響しているかもしれませんが、まだ肌寒い気候が続き、半袖を着る機会が少ないからかのような気もします。長袖の服を着ていれば、Apple Watchの盤面が袖の下から意図せず出てしまうことはあまりないことが影響しているのかもしれません。今のところシアターモードは使う機会がかなり限られている機能です(僕の使い方ではですが…)。