マクドナルドでは今年の夏からSuica（交通系電子マネー）とnanacoでの決済に対応するとニュースで伝えられてきましたが、8月1日から全国の店舗で一斉に対応開始となるようです。一部ではすでにSuicaへの対応が始まっていて順次広がっていくと思っていんたのですが、これはどうやら一斉対応前の試験的な運用だったようです。
Apple Pay（Suica）も利用可能、QUICPayはまだ
マクドナルドで交通系電子マネーが使えるようになれば、iPhoneやApple WatchのApple Pay（Suica）でも決済できるようになります。昼休み、マクドナルドで昼食を食べるなら財布を持たず、iPhoneだけを持って出かけられるようになります。全国に約2900店舗あるマクドナルドが電子マネーに本格的に対応することで、キャッシュレス社会が一歩近づいたと言っていいでしょう。
すでにモスバーガーでも交通系電子マネーに対応しており、Apple Pay（Suica）も利用可能です。交通系電子マネーの普及に伴って、Apple Payが使える店は着実に増えています。これからどんどん便利になっていくのは確実でしょう。ちなみにマクドナルドでは既にApple Pay（iD）が使えるのですが、QUICPayへの対応は遅れるのでApple Payの全てが使えるようになるわけではありません。
あとはサイゼリヤと吉野家
前述のモスバーガー以外でも松屋、すき家、リンガーハット、富士そば、てんや、丸亀製麺などでは既にApple Pay（Suica）が使えます。これにマクドナルドが加わることで全国のファストフードチェーンの大半でApple Pay（Suica）が使えるようになります。しかしまだサイゼリヤや吉野家のように電子マネー決済に対応していないチェーンも存在します。
これらチェーンが対応しないのは決済手数料を節約しているため、と言われていますが、これから電子マネー、スマートフォン決済が普及していく中で現金決済の方がコストがかかるという状況になれば、サイゼリヤでも電子マネー決済が可能になるはずです。数年以内にはそうなるんじゃなかいかなー、と漠然と考えています。