11月2日に発売になり、まだ品薄状態が続いているiPhone Xですが、なぜか特定のモデルだけ全国各地の家電量販店に店頭在庫がある状態になっています。大量に入荷があったのでしょうか。それとも特定のモデルだけ極端に人気がなく予約が少なかったのでしょうか。
ソフトバンク シルバー 64GB
現在、各地の家電量販店で店頭在庫が確認されているiPhone Xは「ソフトバンク シルバー 64GB」モデルです。なぜかこのモデルだけ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機ともに多数の店舗で店頭在庫が確保されている状態です。ヨドバシカメラでは都内だけでも新宿西口本店、マルチメディアAkiba、マルチメディア錦糸町、マルチメディア町田、八王子店、マルチメディア吉祥寺に在庫があります。
またヤマダ電機でも東京、名古屋、大阪、神戸、広島の店舗を中心にソフトバンクのシルバー 64GBモデルの在庫があります。この傾向はビックカメラでも同じで、どこかの量販店だけに大量入荷があったわけではなさそうです。なぜこのような状態になっているかは不明ですが、シルバーも64GBモデルは比較的人気の薄いモデルです。そのモデルから在庫に余裕が出てきているのかもしれません。
iPhone Xの供給安定へ
iPhone Xは発売から約2週間たった11月15日にヨーロッパのApple Storeで出荷までの時間が「2-3週」に短縮されました。それまで「3-4週」だったので、納期は約1週間早まったことになります。発売直前からiPhone Xは当初の予想より品薄にならない、12月頃に供給が安定すると言われていました。今の動きはまさにこの時の見込み通りになっています。
Apple Online Storeでの納期短縮、店頭在庫の状況、予約の捌け具合などを考慮すると、やはり12月にはiPhone Xの供給が安定化し、多くの場所で店頭在庫が確保されるケースが増えてくるのではないでしょうか。品薄にいいことはなく、できるだけ早く供給が安定化することが望ましいので、需給の改善は大歓迎です。