Apple Watchはここ最近ヘルスケアやエクササイズ管理に関連する機能が急速に充実しています。先日は他社製アプリでスキーの記録に対応して、Apple Watchができることがまた広がりましたが、今回はフィットネスジムの機械とApple Watchを連携させるサービスが国内でも始まったと発表されました。
東京の1店舗から
フィットネスクラブ「ANYTIME FITNESS」は、日本で初めてApple GymKit対応の設備を導入するフィットネスブランドとなると発表しました。またANYTIME FITNESS恵比寿店では、Apple GymKitを使用することで、自分のワークアウトを簡単にトラック、記録して各自のフィットネスのゴールを正確に目指せるとしています。
このGymKitは昨年のWWDCで発表された機能であり、徐々に世界のジムに取り入れられているところです。この流れが日本にも到達したというということになります。これから導入ジムはどんどん増えていくでしょう。屋外でのアクティビティの記録だけでなく、ジムでの運動もApple Watchが正確に記録してくれるようになれば、普段から健康のために運動している人にとってApple Watchは文字通り手放せないデバイスになると思います。
内蔵NFCの利用例
ジムの機器とApple Watchの連携はApple Watchの用途拡大以外にも大きな意味を持ちます。GymKitではApple Watch内のNFCを使って機器とApple Watchを連携させます。iPhoneやApple WatchのNFCはこれまでApple Pay(とその周辺サービス)に用途が限られていたのですが、GymKitのような昨日が他社のサービスへとNFCが解放されていく、一つのきっかけになると期待します。
将来的にはホテルの鍵や入館証、運転免許証、健康保険証などにiPhoneやApple Watchに内蔵されているNFCが利用されればさらに便利になるはずです。その第一歩としてもGymKitの利用例には注目しています。