現地時間で6月4日の基調講演で開幕したWWDCはiOS 12やmacOS Mojaveなどを発表して8日に幕を閉じました。次のApple関連のビッグイベントは9月の次期iPhone発表となるのですが、6月にはもう一つ期待したい動きがあります。Apple 京都のオープンです。
工事は6月30日まで
Apple 京都はスタッフの求人が始まってはいるものの、Appleから正式な告知は出ていません。そのため店舗の場所やオープン時期は不明なのですが、有力な出店場所として「京都ゼロゲート」が挙げられています。京都ゼロゲートは繁華街の中心にあり、高級ファッションブランドの路面店も立ち並ぶエリアに立地します。このような出店場所はApple 新宿も含めて国内のApple Storeの出店エリアと合致します。
そしてこの京都ゼロゲートの下層フロアの工事が6月30日で終わる予定となっており、早ければ6月最終週にもApple 京都がオープンする可能性があります。だとすれば今週(6月中旬)にも正式にAppleからオープンの告知があってもおかしくはありません。ちなみに4月7日のApple 新宿オープンの時は3月19日にAppleが正式にオープンを告知しています。この日程を当てはめると、やはり今週早々にも何らかの発表が出てくる可能性はあります。
京都出店の意味は大きい
Appleは国内での直営店展開に慎重です。Apple製品の販売場所としては直営店よりも携帯電話ショップや家電量販店を重視しているようで、他の国に比べて直営店は極端に少なくなっています。それでも2018年には既に開店したApple 新宿を含めて3店舗をオープンさせる予定であり、一転して積極的な出店を進める姿勢を見せています。
中でもApple 京都はこれまで直営店がなかった都市への出店となり、今後のApple Store空白地域への出店の第1号になると期待されます。来年以降も複数のApple Storeがオープンすると予想されており、特に周辺にApple Storeのない札幌、新潟、静岡、金沢、広島、鹿児島、那覇などへの出店に期待したいです。