auの発表会「ある発表」は予想通りの期待はずれ

今日あったauの発表会、このブログでも「KDDIの分析でも「ドコモのiPhone発売は効果アリ」」「au 春モデル発表会 田中社長「キャッシュバックを頑張る」」で記事にしましたが、昨日の「au 2014年春モデル発表会の「ある発表」とは何か?」の答えあわせはしていませんでした。

答えは

でした。予想はしていましたが、一番避けて欲しかった答えでした。通信やサービスで画期的な発表があればと期待したのですが、その期待はやっぱり裏切られた感じです。

ただ、キャリア側の事情もわからないではありません。これから学割シーズンで何百万台と携帯電話を売らなくてはいけないキャリアは「宣伝」で消費者に強い印象を与える必要があります。今日の発表会も終始「学割」を意識したものでした。それほど年度末の商戦はキャリアの経営に重要なmのになっているようです。

今日の発表のなかで一番興味深かったのはは800MHzのLTE(iPhone 5s/5c, iPad Air, mini Retina, Androidスマートフォンで利用可能)の実人口カバー率が98.7%と発表されたことでしょうか。ここから3月末までに毎月数百局の基地局を開設することで0.1ポイントずつ上昇させていくようですが、その苦労は数字の推移からも伝わってきます。

そうした苦労で手に入れた広大なLTEエリアより「モリ娘。」の方が消費者に影響力があるというのも何とも言えない気持ちになります。