携帯電話ショップについて書かれた記事が話題になっています。
iPhone 5sで列んだSoftBank 銀座(直営店) |
この記事が本当だとすると、数ヶ月のうちに多くのソフトバンクショップが閉鎖に追い込まれることになるようです。記事が見通す将来の信憑性はさておき、一部の携帯ショップ(代理店)が厳しい状況に置かれているのはどうやら事実のようです。
またソフトバンクショップだけの問題かといえば、そうではないでしょう。ソフトバンクは他社に比べて「不採算」に迅速に対応する経営なので、その対応の早さが目立っただけなのではないでしょうか。
少し前から携帯電話ショップは不要な契約、不要なオプションを強く勧めてくる印象の強い場所になってしまいました。そうした経営が、どのキャリアの系列ショップでも曲がり角にさしかかっているのでしょう。
ただショップは利用者が通信キャリアと接する唯一の場所であり、企業イメージの大半を決定する場所でもあります。ドコモショップの落ち着いた雰囲気は、そのままドコモの企業イメージにも繋がっています。ソフトバンクショップの若い感じの店員さんは、企業の若々しさのイメージにも繋がります。もちろん悪いイメージもそのまま企業のイメージに直結させて考えられます。
携帯電話の普及が一巡し、販売/契約獲得拠点としてのショップの役割は相対的に重要度を低下させているのかもしれません。しかし企業イメージ、ブランドイメージを作り上げていく最前線としてキャリアショップの役割はまだまだ大きいと考えます。