Appleが新しいiPad ProとApple Pencilの発表を計画しているとここ最近頻繁に報じられています。ネットメディアの一部は内部からの情報を元に報じているようで、この噂の信ぴょう性は高そうですが、Appleが中国当局に未発表デバイスの登録を済ませていることが判明し、噂の信憑性はさらに高くなっています。
iPad ProとApple Pencil
中華人民共和国工業情報化部（MIIT）に9月29日にAppleによって登録されたデバイスはA1876、A1980、A1993およびA2051であり、これらは全て未発表製品の型番となっています。A1876、A1980、A1993はWi-FiとBluetoothでの通信を行うデバイスとして登録されており新しいiPad Proである可能性が高いとされます。そしてもう一つのA2051はBluetooth通信のみに対応するデバイスであり、新しいApple Pencilだと推測されます。
MIITの登録情報（mysmartpriceより）
ただ10.5インチ、12.9インチのiPad ProにそれぞれWi-FiモデルとWi-Fi + LTEモデルが用意されると考えると型番の数が足りないのは少し気になります。これからさらに登録が判明して新たな型番が出てくるのか、それともiPad Proとは違う何かの型番という可能性もまだ残っています。とはいえ、状況証拠からこれらは秋にも発表されると言われている新しいiPad ProとApple Pencil 2だと考えるのが妥当でしょう。
新しいiPad Proは期待大
ネットメディア9to5Macはかなりの自信を持って新しいiPad Proについての詳細を報じています。それによると新しいiPad Proは現行機種に比べてベゼルが細くなり、ホームボタンが廃止され、Face IDに対応し、USB-CコネクタやiPhone XSの性能を上回るA12Xチップを搭載するようです。噂通りならデザイン的にも性能的にも機能的にもかなり期待できるiPadになりそうな気配です。
9to5Macより
このiPad Proがいつ発表されるかは依然不透明です。一部メディアは10月中旬頃と報じていましたが、既に中旬が近づいているもののAppleが何も発表していないことから、この可能性は消えています。次に有力とされているのが10月30日、31日開催です。こちらはここ数日一気に情報が増えたのですが、今考えられる最有力の日程ということは間違い無いでしょう。
ここまで具体的に情報が出てきて、さらに公的機関からも傍証となる情報が出てきているので、今年中のiPad Proの発表は確実でしょう。それがいつになるのかが一番の関心事になっています。