今日、FREETELが新商品と新サービスの発表会を開催しました。その中でLINEやWeChat、WhatsAppでのチャットで使うデータ通信量が無料となるサービスが発表されました。(メッセンジャーアプリ データ通信料0円サービス)
文字、スタンプ、画像の通信分が無料
FREETELのサービスはLINE、WeChat、WhatsAppのトーク(チャット)でやり取りされるテキスト・画像・絵文字・スタンプの送受信にかかるデータ通信量が無料となるものです。データ通信量を気にせずにチャットが楽しめるのは悪いことではありません。
価格だけでなく、利用者の利便性を重視するMVNOの競争は健全なものだと思います。既にMVNOが提供するサービスは安いだけでは満足できない人が多くなってきています。
しかし疑問もあります。果たしてLINEでそんなに多くのデータ通信をするのか?という疑問です。毎日大量にLINEのメッセージサービスを利用する人は、それなりのデータ量になると思われますが、それでもテキストメッセージやスタンプ・画像(LINEでは圧縮して送受信されます)で使うデータ量はそれほど多くなりません。
LINEのモバイルデータ通信は8ヶ月で88MB
僕は1日に2、3通のメッセージを受信する程度のLINEライトユーザーですが、LINEのデータ量はiPhoneにデータが残っている期間の8ヶ月で88MB(1ヶ月で11MB)です。ただし、これにはFREETEL SIMで無料にならないスタンプのダウンロードに使ったデータ分も含まれています。そのため1日に200、300通のLINEメッセージを受信するようなヘビーユーザーでも1ヶ月に数百MB程度のデータ通信量にしかなりません。
FREETELなら1GBのデータ単価は高いプランでも500円程度です。まあ少しは安くなるのでLINEのヘビーユーザーは助かるかもしれませんが、そこまで恩恵を受けるサービスではない気もします。せっかくだからOCNのような音楽や動画のカウントフリーサービスを始めてもらって、対応サービスの品揃えや料金で競争してほしいところです。