まもなく発表!?「iPad mini 5」に求める点は

Appleは3月後半にもスペシャルイベントを開催し、そこでiPad mini 5が発表されると噂されています。すでにインドやロシアでiPad mini 5と見られる端末が認証機関に登録されており、発表される可能性はかなり高くなっています。そこで現在iPad mini 3を使っている私がiPad mini 5に求める機能を書いておきます。

性能は必要最低限

現在、iPad miniの最新モデルは2015年に発売された「4」です。すでに発表から3年半が経過しており、性能的にはスタンダードを多少下回る程度の水準です。私の使っているiPad mini 3(2014年発表)はさらに性能が落ちるため、アプリの起動などで遅さを感じることが非常に多くあります。iPad mini 5では少なくともこうした問題は解決されていなければいけません。

ただiPad Proのようなハイスペックは必ずしも必要ないと考えます。Appleが2017年から販売している低価格な「iPad(6th)」と同水準の性能があれば、iPad miniの長所を引き出すには十分だと考えます。画面の小さなiPad miniはクリエイティブなデバイスというより、動画や電子書籍といったコンテンツを楽しむデバイス、普段の記録を残すノートのようなデバイスとして使うユーザーが多くなります。iPad Proほど高性能である必要はないでしょう。

Apple Pencil対応は不可欠

ただiPadと同様にApple Pencilへの対応は必須でしょう。Apple Pencilで書き込むことで小さな画面でもより多くの情報が書き込め、また片手で持てるiPad miniなら手持ちの状態でメモを取ることも可能でしょう。iPad miniを手帳のように使えるのは大きいと思います。

スタンダードな機能と性能でコストを抑えつつ、Apple Pencilに対応すれば、低価格で持ち運びに便利なiPadとしてiPad miniは新たな使用方法、ユーザー層を開拓できるはずです。おそらく今月中に発表されるであろうiPad mini 5の価格、性能、機能、方向性にはかなり注目しています。