18日の夜、Appleは突然iPad AirとiPad miniの新モデルをWebサイトを更新する形で発表しました。これらモデルは3月26日に開催されるスペシャルイベントでの発表が有力視されていただけに、iPad miniの新モデルを心待ちにするユーザーを驚かせる結果となりました。
ハードよりサービス
Appleがスペシャルイベント1週間前にハードの発表をWebサイトの更新で済ませたことには意味があるとの見方が一般的です。これまでもAppleはイベントでの発表内容が多くなりそうな場合、イベントでは時間が取れずに発表できない事項を事前に公表することがありました。今回のiPad miniとiPad Airの発表もこの意味合いが強いと考えられます。
だとすると、イベントはiPadの新モデルよりも重要な事項の発表に専念するはずです。やはりAppleによる動画配信サービス、それに雑誌・新聞記事の読み放題サービスが26日のイベントのメインになるのでしょう。iPhoneの販売台数が頭打ちとなる中で、Appleはサービス部門の売上拡大を目指しています。今度のスペシャルイベントはその方向性を強く意識したものになるのでしょう。
AirPowerとAirPods 2は?
26日のイベントではiPadだけでなく、AirPods 2やAirPowerの発表にも期待が集まっていました。しかしAppleがこのような形でiPadを発表したことで、新しいハードが発表される可能性は低くなってしまいした。「One more thing」として発表されるかもしれませんが、AirPowerとAirPods 2が今度のイベントで発表されるかは正直微妙になってきた気がします。
まあ、両製品ともいずれ発表されるはずなので、焦らずにゆっくり待とうとは思います。それより個人的にはiOS 12,2からHomePodの販売国拡大に期待したいのですが、ベータ版の解析でもその兆候は見られていないようです。こちらもゆっくり待とうと思います。