ティム・クック氏がウォルストリートジャーナルに意見記事を寄稿

AppleのCEOであるティム・クック氏は同時に人権問題にも関心のある人物としても有名です。同氏がTwitterでも報告していますが、その日本語記事が掲載されています。この意見はAppleの事業とは直接関係なさそうに見えて、もしかしたらAppleを支える最も重要な部分なのかもしれません。

【オピニオン】雇用差別禁止法案を成立させよ=クック・アップルCEO

クック氏はこの意見の中で、雇用における差別の撤廃は人間の尊厳に関する問題であると同時に、事業において創造性を牽引する役割も果たしている、と述べています。Appleの先進的な商品やサービスが、そうした自由の元で生まれているというのは希望のある話です。

個人の価値観は多様であり、ある人の好みに嫌悪感を持つのもその人の価値観であることに違いはありません。ただ、その個人的な嫌悪感(の集合)を理由に不当な扱いを受けることは不合理です。Appleが世界をリードする企業となる中で、クック氏の行動が規範となれば、世の中が少し良くなるかもしれません。