発表後でもよくわからないこと、予約、プラスエリア、カテゴリ4…

【追記あり】

未明のAppleによるiPhone 5cとiPhone 5sの発表ですが、大まかな新機能の説明が行なわれただけで、詳細なスペックはAppleのWebサイト(リンク先は5sの仕様)に掲載されています。これは毎年のことなのですが、このスペックシートからもよくわからないことがあります。

まずドコモのプラスエリアへの対応の有無。この対応がなければ3Gのエリアが狭くなってしまい、利用者にとっては不便になりそうです。仕様サイトの周波数欄には「UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)」と記載されていて、ドコモの800に対応していないようにも見えます。ただiPhone 5ではプラスエリア用の周波数で日本の技術基準適合証明を受けていたので、今回も可能になるのではとの憶測もあります。(非対応というのも憶測ですが、、、)

つづいLTEカテゴリ4への対応の有無ですが、プレゼンテーションやWebサイトでは全く触れられていません。対応とも非対応とも明示されていない状況です。もし対応するならKDDIやNTTドコモのLTEは下り最大150Mbpsをウリにして、iPhone販促のためエリア構築も進みそうですが、非対応なら最大100Mbpsとなり、iPhone 5と同じになってしまいます。

そして最大の謎はiPhone 5sの予約です。iPhone 5cについては13日から開始とアナウンスされて、ドコモでは予約可能店舗の掲載も始めています。しかし5cは情報なし。キャリアによって予約日や予約の扱いが異なるのか、それともAppleが一元的に予約を受け付ける制度になるのか、注目です。

もう少し時間が経てば判明しそうですが、今日の日本での発表イベントにも注目しましょう。

【追記】
ケータイWatchによるとドコモのプラスエリアには対応、とのこと。またLTEの最高速度については確認中のようでうす。(iPhone新機種はドコモでも、9月20日発売より)