アメリカのネットメディアがiPhoneやiPadのSafariから「探す」アプリにアクセスした場合に、紛失防止タグに対応した画面が表示されるのを発見しています。
Safariからアクセス
iOS/iPadOS 14.3をインストールしている端末のSafariのアドレスばーに「findmy://items」と入力して「探す」アプリにアクセすることで紛失物を探す画面が表示されることが判明しています。まだ「探す」アプリに対応したタグが発売されていないので、この画面からアイテムを探すことは不可能ですが、アプリ側の対応は完了している可能性が高そうです。
なお探すアプリにタグを追加しようとすると持ち物を探索中となり「製造元から提供される指示に従って下さい。」と表示されます。新しいタグの追加はホームアプリにHomeKit対応製品を追加するようなプロセスが「探す」アプリ内で実行されるのでしょう。
Appleは紛失防止タグ「AirTag」の開発を進めているとされており、これもこの画面で設定されると考えられます。ただ様々な物に取り付けられ、また内蔵される紛失防止タグはAppleが自社製品として作るよりも他社製品を一括して操作できるプラットフォームを用意する方が合理的なのは確実です。
もしAirTagが発表されたとしても、この分野においては多様性に勝る他社製品の存在感が強くなっていくと予想します。Appleは認定した紛失防止タグの使い勝手を向上させるようなアプリの提供に注力するのではないでしょうか。