Apple Watchの手洗い検知機能は発展途上

watchOS 7には手を洗っている動作を自動で検知し、あとどのくらいの時間洗えばいいかを教えてくれる機能が搭載されています。しかしこの検知性能はあまり高くなく、Apple Watchも精度向上のために勉強中のようです。

さまざまな動作に反応

外出先から帰った時など、洗面所で手を洗っているとApple Watchがその動作を検知して20秒のカウントダウンを初めてくれます。手を洗っている時の全てを検知するわけではないのですが、入念に手を洗う動作をすると大体検知してくれて、残りの秒数くらいは手洗いを続けようという気になれます。

しかし手を洗っている時以外にも手洗いの動作を検知してカウントダウンを始めてしまいます。例えば庭の雑草を抜いている時自転車に乗っている時水まき用のホースを拭いている時、そんな時にカウントダウンが始まった経験があります。確かに振動や手の位置などは手洗いっぽい感じなのですが、これを誤検知してしまうのかって気もします。

Apple Wathc側も検知が正確ではないことを知っているのか、怪しい時は本当に手を洗ったのかを聞いてきます。この質問に答え続ければ、Apple Watchの学習が進み、検知は正確になっていくのでしょう。データとして他のユーザーと共有されるのか、それとも端末内だけの学習なのかは不明ですが、少しずつ賢くなっていくことに期待したいと思います。