AppleはBeatsブランドで新しいイヤホン「Beats Studio Buds」を発表しました。Beats Studio Budsはアクティブノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンで空間オーディオにも対応します。AirPods Proに並ぶ機能を持ちながら、価格は17,800円（税込）となっており、AirPodsじゃなくてもいいんじゃないかと思える製品になっています。
Androidでも簡単ペアリング
AirPodsシリーズはiPhoneとの連携が非常にうまく取れることからiPhoneユーザーを中心に大ヒット商品となっています。今回発表されたBeats Studio BudsもiPhoneとの連携性能はそのままに、Androidスマートフォンともワンタッチでペアリングできるようになっており、より多くのユーザーが快適に音楽を聴けるイヤホンとなりそうです。
Beats Studio Budsにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載され、IPX4等級の耐汗耐水性能を持ち、最大8時間の連続再生（ケースで充電すれば最大24時間）が可能、対応コンテンツでは自動で空間オーディオが再生できるようになっています。また「Hey, Siri」でSiriを呼び出すことができ、音声コントロールや通話を快適にするビームフォーミングマイクを搭載するなど、AirPods Proに見劣りしない性能を持っています。ワイヤレス充電には対応しないものの、充電はUSB-Cケーブルとなるなど、AirPods Proよりも扱いやすい部分もあります。
このBeats Studio Budsが17,800円（税込）なら、AirPodsシリーズを買う必要はないんじゃないかと思えるくらいです。日本での発売は2021年夏の予定となっています。Beats Studio Budsは若者やAndroidスマートフォンユーザーなど、AirPodsよりもさらに広い層に売れるヒット商品になるのではないでしょうか。