iPhoneはもしかしたら次元の違うライバルと戦う必要がでてくるかもしれません。それが昨日発表されたFacebook Home(公式サイトへのリンク)です。
Facebook Homeは人それぞれの興味や交友関係によってスマートフォンが形を変えるもので、将来的な拡張性も含めて画期的なものになりそうな予感です。たしかに友人の昼ご飯が自分のケータイの待ち受けになるのは困りますが、それも含めて面白そうではあります。
様々な機種に対応するFacebook Home |
iPhoneにはこの面白さは今のところありません。iOSの面白さはAppleが提供する範囲内での面白さの追求という感じです。ただAppleが提供する面白さが高次元でバランスが取れているので広く受け入れられているのでしょう。
iPhoneの面白さとFacebook Homeの面白さは次元の違う(質の違う)ものです。AppleはAndroidとの競争ではなく、Facebook Homeとの競争で苦戦する可能性もあります。競争の過程でもしかしたらiOSにFacebook Homeを取り込むことになるのかもしれません。そうなればiPhoneは大きく変わるでしょう。画一的なiOSの世界が一気に多様化して混沌とした世界になる。それはそれで時代の流れなのかもしれません。