2011年10月、ついにauからもiPhoneが発売になり晴れて僕もiPhoneユーザーとなりました。直後からソフトバンクとauを比較する記事やネット情報も増加し、このBlogでもことあるごとに比較することが多くなっています。ただiPhoneに関して言えばソフトバンクに一日の長があるのは明白であり、auはソフトバンクを後追いしている、そんなイメージでした。
そのイメージを裏付けるようにiPhone 4Sでは販売比率はソフトバンク:auで65:35ともいわれ、大きく差を付けられていました。これは既存ソフトバンクユーザーの機種変更需要も加味されている結果とはいえ、さすがソフトバンクという結果だと思います。
BCNランキング12月分 |
しかしiPhone 5ではその状況が少し変わりつつあるようです。2012年の年間(といっても9月から12月ですが)販売比率は58:42にまで縮まったようです。特に12月だけなら52:48にまで縮小しているようです(数字がわかる32GBと16GBモデルのみの集計)。少し前なら想像もできなかったくらいの僅差です。
スマートバリューの普及やテザリングの当初からの対応、KDDIは頑張った!みたいなイメージ戦略なんかが味方したのかもしれません。ドコモから流出するユーザーをKDDIが効率よく吸収し、iPhoneの販売に繋げた結果だと思います。ただ、これでもようやくソフトバンクの背中に触れるかどうか、というポジションです。やはりiPhoneについてはソフトバンクに一日の長があります。
これからも両社は健全な競争を進めていただきたいところです。ソフトバンクは冒険を、KDDIも冒険に負けない堅実を、そんな感じで競争をお願いします。