最近、iPhone 5で使えるLTEが所々で超高速になってきました。KDDIでは既に12月上旬時点で380局以上で理論値最大75Mbpsに対応した基地局を設置しています。これは2週間で200ヵ所以上も増えた計算で、超高速のLTEが拡大する直前まで来ている感じです。
僕もちょくちょくスピードテストで気になった場所での速度を測っていますが、やけに速い結果を記録した、そんな時は電話のキーパッドで「*3001#12345#*」と入力して発信します。そうすればField TestモードになってLTEの電波の詳細がわかるようになります。
Field Testモードのトップページで「Serving Cell Info」を選択すれば、今受けている電波が75Mbps対応なのか37.5Mbps対応なのかがわかります。
上が37.5Mbps対応地域のField Test画面。Download Bandwidthが5MHzになっていることがわかります。
で、こちらが75Mbps対応エリアでの画面。同じ項目が10MHzになっています。こういう場所でスピードテストをすると安定して30Mbps台後半、速ければ50Mbps台も記録します。ここまで速くして何をするか、それはまだわかりませんが、多くの人が利用しても速度を一定の水準に保つことはできそうです。
これからKDDIは75Mbps化をすすめていくとしているので、順調に行けばもうすぐ現在のLTEエリアでスピードアップが始まりそうです。また新規でLTEエリアとなった地域はいきなり75Mbps対応となるケースも出てきそうで、高速化はなかなか楽しみです。