iOS6のFacetimeは3G回線で使えるのか?

【追記】どうやら使えるようです。記事の内容は古い情報をもとに書いているので、正確ではありません。iPhone 4では3GでFacetimeを使えないことを考えると、圧縮処理を施して通信するのかもしれません。CPUの性能上、4S以降にしか対応できないという可能性も考えられます。

iOS6の目玉アップデートの一つに「FaceTimeがWi-Fiだけでなく携帯電話ネットワーク経由にも対応」があります。FacetimeはSkypeより画質がいいため親戚とのビデオ通話にいつも使っています。もちろんWi-Fi環境に限定していることで高画質を維持しているのだと思いますが、iOS6からはどうなるのでしょうか。

Facetime60秒の通信量

そこでiPhoneと新しいiPad間のFacetime時に、どのくらいのデータがやり取りされるかをiPhone側で測定してました。結果、60秒ほどの通信で下り3.4MB、上り5.3MBのデータがやり取りされました。アプリの正確性の問題もありますが、下り平均453kbps、上り平均706kbpsの計算になります。ただ平均なので最大値はこの2倍くらいあってもおかしくないでしょう。

この通信量は現在の3G回線にとって脅威でしょう。数秒から数十秒で終わる大容量アプリのダウンロードとは異なり、Facetimeは数十分続くこともしばしばです。また下りではなく上りの通信量の多さも回線に負担がかかる原因になりそうです。3G 回線を利用する場合、現在の品質でFacetimeを提供するのは無理でしょう。

そこでSkype for iOSのようにiOS6以降は通信品質によって画質や音質を低下させてサービスを提供するのでしょうか。それとも通信回線をLTEに限定してFacetimeを解放するのでしょうか。Appleの説明には「FaceTimeがWi-Fiだけでなく携帯電話ネットワーク経由にも対応」と書かれています。3G経由と書かずに回りくどく携帯電話ネットワークと書いている理由は、やはりサービスの質を落として3GにFaceitmeを解放するのではなく、LTEでの利用を前提としている気がします。