新型iPhoneの画面サイズUPは疑わしい

〜訂正〜
どうやらiOS6β版が640*1136の解像度のディスプレイに対応しているようです。見落としていました。訂正します。

また例によって新型iPhoneの発売直前になって多くの噂が出ています。そのなかで一番目を引くものはディスプレイのインチアップでしょう。しかしこの噂、去年の今頃(現行iPhoneの発売前)にも出ていたものです。しかもかなりの信憑性をもって語られていました。

Retinaディスプレイのロゴ
Appleのサイトより)

ただインチアップの場合は前兆が必ずあると考えます。参考になるのがiPadのRetinaディスプレイ搭載です。この搭載発表に先立って、Appleはアプリのディベロッパーに対してiTunes用のスクリーンショットの高解像度版の提供を呼びかけています。またAppleは自社アプリにRetina対応アイコン(画像)を事前に搭載しているのがわかっています。

iPadのRetina化は単純に解像度が縦横2倍になっただけなので、開発者による対応は比較的簡単でした。しかし今回の噂にあるような、0.数インチの拡大や縦横比の変更を伴う場合はアプリ等ではさらに複雑な対応が必要でしょう。なのに、発売まで1ヶ月くらいになった今でも対応に向けた動きが殆どない状態です。これからも画面サイズUPの噂は信憑性に欠けるといっても過言ではありません。

ただ、解像度は同じで液晶のサイズが大きくなることもあり得ます。これだと事前の対応は必要ないので、今回はこのケースであることは否定できません。しかしですよ、せっかくのiPhoneの超高密度液晶が少し性能ダウンするのは考えにくいです。

よって私は今回のiPhoneも画面サイズは変わらない、と予想しています。

インチUPは着実に進んでいるのかもしれません。