au、東京23区も徐々に下り最大225Mbpsエリアに

au(UQコミュニケーションズ)はiPhone 6s/6s Plusに合わせて、9月末までにWiMAX2+を下り最大220Mbpsとする予定でした。しかし諸般の事情で10月末に時期が延期されたことはこのブログにも書きましたが、この結果としてauのiPhone 6s/6s Plusは都心でのスピードテスト比較で他社に比べてパッとしない結果を残しています。

現時点でのWiMAX2+(110Mbps)の速度

僕自身もiPhone 6sでWiMAX2+の220Mbpsを体感したかったのですが、都内の生活圏内ではいつも通りの平凡な速度しか見たことがありません(それでも30〜70Mbpsは出ます)。

そんな状況で、もっと遅れると思っていたキャリアアグリゲーションを利用した225Mbps化が23区内でも進んでいるようです。auが下り最大225Mbpsを実現するには2.1GHz帯の周波数を全てLTEに割り振る必要があります。多くの人が携帯電話を使う環境下で2.1GHz帯を全てをLTEにというのは無理があると思っていたのですが、3G通信が都心周辺でかなり減っているのでしょうか。23区内でも板橋区を中心に225Mbpsエリアとなっています。

23区内のauの225Mbpsエリア(エリア情報をもとに作成)

この感じだと早ければ半年程度で23区の広い地域が225Mbpsエリアになるのではないでしょうか。WiMAX2+の220Mbps化と合わせて、auのiPhone 6s/6s Plusの快適性はかなり向上すると予想されます。