Apple Musicの最大のメリットは何百万曲というライブラリーにいつでもどこでもアクセスして音楽を楽しめる点ですが、このメリットはモバイルデータ通信に依存する部分も大きくなっています。しかしモバイルデータ通信は使い放題というわけではなく、通信が安定しないこともあります。
そのためApple MusicではWi-Fi利用時には256kbpのビットレートで楽曲が配信されていると言われていますが、モバイルデータ通信（3G、4G）を利用する場合はさらに圧縮されるようです。
@HiFiGuy528 bit rate depends on whether you are on WiFi or cellular
— Eddy Cue (@cue) 2015, 7月 1
Apple Musicをモバイルデータ通信を使うと、1時間で70MBくらいの通信量だったという報告はよく耳にします。この通信量だとビットレートは128kbpになっていると思われます。
で、僕も試してみました。話題になったテイラー・スウィフトさんの「1989」でテストです。アルバム全体（Apple Musicでの視聴可能曲）の再生時間は約1時間2分です。その楽曲を再生するのに要した通信量は28.5MBとなりました。
| Wi-Fi接続ですが、これは再生が終わってから接続しました |
1時間の利用で28MBなら、計算上、ビットレートは64kbpsだったと考えられます。128kbpsにしては通信量が少なすぎます。たしかにLINE MUSICには64kbpsという低音質のレートの存在しますが、Apple Musicでは確認されていません。
どこかにキャッシュが残っていたという可能性や計測ミスの可能性もありますが、、、次はもう少し正確に検証してみます。