Apple Musicがハイレゾ音源に対応するらしいという情報は昨年から言われています。どのタイミングで対応が発表されるのかなと思っていたのですが、6月のWWDCでApple Musicの刷新が発表されるようで、そこで同時にハイレゾ対応も発表される可能性が出てきました。
Apple Music刷新の内容は
サービス開始kら約1年、すでに有料会員は全世界で1,400万人を突破しています。同様のサービスの会員増加スピードに比べると圧倒的ですが、Appleが行うサービスとしては期待されたほどではなく、平凡な結果かもしれません。この平凡な結果を覆すためにAppleはApple Musicの刷新を計画しているとされます。
刷新はインターフェイスの改善やあまり使われていないConnectサービスの縮小が含まれているようです。ただこれだけで、Apple Musicの加入者増加を加速させることは難しい気がします。そこでやはりハイレゾ対応で、他のストリーミングサービスと差別化を図るのではないでしょうか。来月、6月13日から始まるWWDCでの発表に期待したいと思います。
Lightningイヤホンが必要
ハイレゾに対応したApple Musicは既存機種でも利用可能なはずです。新型のiPhoneでなくてもLightning端子からデータを出力すれば音楽をハイレゾで楽しむ方法はあります。またiPhone 7ではイヤホンジャックが廃止されるとの噂ですが、これもハイレゾ対応が背景にあるような気もします。
ただハイレゾには問題点もありそうです。現在のApple Musicは電車の中でもドライブ中でも携帯電話の電波が届けば、どの音楽も聴くことができます。しかしこの音楽がハイレゾになればデータ通信量は一気に跳ね上がります。かといってWi-Fi環境の時だけハイレゾにするのも面白くありません。事前にダウンロードしておくとしても、iPhoneのストレージを圧迫します。
モバイル環境でハイレゾ音源のストリーミングを楽しむにはデータ通信プランがもう少し手軽にならないといけないかもしれません。