iPhoneの写真アプリには編集機能が搭載されています。簡単な編集ならiPhone内で済ませることができるほど便利な機能です。
普通の写真が鮮やかに
特に写真の明るさ(ライト)とカラーをいじると、見違えるような写真になります。先日、7月の世界遺産登録が決まった上野の国立西洋美術館の写真で比べてみます。
修正前の写真です。これはこれで忠実に再現されてはいます。しかし全体的に色彩が乏しい印象です。ライト(明るさ)を少し上げて、カラーも鮮明に加工したのが下の写真です。
極端にいじったため、好みは分かれるかもしれませんが、空の色は鮮やかになっています。主役である建物の色が少し実際よりも濃く見えてしまうのはマイナスかもしれません。でも初夏の強い日差しを感じられる写真になっていると思います。
明るさを上げるだけでも違う
iPhoneなどのスマートホンのカメラは暗く写ってしまうことが多くあります。また明るい部分と暗い部分がはっきり分かれるような写真は綺麗に撮れません。
上の写真は影の部分に主役のランナーがいるものの、空が明るいため写真の大半を占める影の部分が暗くなっています。この写真の明るさをいじると下のようになります。
かなり印象が変わります。初歩的な修正ですが、これだけでも大きく違います。SNSで共有するとき、メールで写真を送るとき、実際にプリントアウトするとき、覚えておいて損のないテクニックだと思います。